「ババヤガの夜」を読んで

読書

王谷昌(河出書房新社)
面白さ   ☆★★★★
勉強になる ☆☆☆☆★
総合評価  ☆★★★★

会社の後輩に薦められて読んだ本。
やくざの社会を舞台にしたバイオレンス系ではありますが、女性を主人公にした冒険的な要素もあり、個人的には好きな内容でした。
文字数もそこまで多くなく、展開も早いので、とても読みやすい内容だったようにも思います。

英国のダガー賞を日本人で初めて受賞したとのことですが、からくり的に、正しく英訳できるものなのか、、、内容を多少変えて、映画にするとかであれば外人受けしそうな内容ではありますが
というか、最初からラストまで、映像化を念頭に置いた作品ではないかと思えるぐらいに、各場面がありありとイメージできるような小説でした。現時点では映像化はされていないようですが。

あらすじ

とある若い女性がヤクザともめ事を起こし、車で連れ去られる。
本来であればその場で殺されてもおかしくないものの、ヤクザの方でも腕の立つ女性を求めていた事情があり、生かされることに。
そして生かされる条件として提示されたのが、会長の愛娘のボディガード。
いけ好かない愛娘ですが、一緒に時間を過ごす中で、徐々に関係性が変わっていく。。

途中何度か、はっとさせられるような事件があり、物語はとてもテンポよく進んでいきます。
ラストも納得感があり、読み終わった時の満足感が高い小説でした。

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