面白さ ☆★★★★
勉強になる ★★★★★
総合評価 ★★★★★
人類による環境破壊・地球温暖化についての啓蒙の本。
衝撃的な写真が多く、危機感を視覚的に感じることができるので大変おすすめです。
著者は、もと米国副大統領のアル・ゴア氏。
地球の温暖化については、子供のころから関心があり、自分なりにエコな生活には取り組んできたつもりではあったものの、自分が思っていたよりもはるかに速いペースで温暖化が進んでいることを学び、衝撃を受けました。
北極圏の氷河がものすごいペースで溶けてなくなっており、北極の氷も数十年以内に溶けてなくなる可能性が高いとのこと。
既に、人類は取り返しのつかないステージに来てしまっているのかもしれないと感じました。
今からでも、取り組めることは何か?
改めて考えるきっかけにもなりました。
結論としては、日々の節電(無駄な照明を消す・エレベーターは極力乗らない、などなど)、ゴミの分別(というよりそもそもゴミを増やさない、物を大事に使う)などだとは思いますが、この本を読む以前よりも、意識高く取り組むようになったと感じています。
将来的にFIRE達成後は、森を育てたりといった取り組みにも参加したいとぼんやりと考えていますが、、
森を育てたところで、光合成は一時的に二酸化炭素を吸収して木の葉や幹として固めているだけであり、それを最後どう処理するか(建材や家具として固め続けない限り、木が将来的に枯れた場合は、再び二酸化炭素として大気中に放出される)ことまで考えると、単に植林を行うだけでは解決にならないなと悩んだり、、
この辺りは追々勉強していきたいと考えています。
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