バルジブラケット(下)を読んで

読書

黒木亮(ダイヤモンド社)
面白さ   ★★★★★
勉強になる ☆★★★★
総合評価  ★★★★★

上巻がおもしろかったので、そのまま下巻に突入。
話としては少し長いので、後半は少しぐだるかとも思いましたが、主に日本の金融市場の乱高下により、三人の主人公それぞれの人生が大きく方向転換していき、後半も面白く読めました。

気持ちよく読めた最大の理由は、現実の金融市場での出来事をベースに、投資銀行マンについてリアルに描かてれいるという事だと考えており、それは前回の記事でも触れました。
追加で、読み終わって考えてみると、三人の主人公と、彼らを取り巻く人間たちが、(中には数人の例外もいますが)「いい漢」が多かった点もあると感じました。
特にメインの主人公である桂木については、始めの銀行時代を除けば、終始上司・先輩に恵まれた人生を歩んだと言えるのではないかと思います。
私の前々職も、クセの強い人間は多かったですが、基本的にはそういう「いい漢」の文化はまだ生きていたように感じます。

投資銀行マンの人生としては、少しきれいにうまいこと進みすぎたように感じる部分もありますが、ストーリー全体として、とてもきれいにまとまった話だったと感じます。
最後まで気持ちよく終えることができ、改めて他人にも進めたい本だと感じました。
ぜひ興味があれば読んでみてください。

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