一晩で300万円超の損失

27日の米株式市場でのDeepSeekショックにより、TECLが投資資産の過半を占める私の金融資産は一晩で300万円超(10%超)のダメージを受けました。。
投資資金はかなりのハイリスクの米株ばかりの私ですが、基本的に短期の売買は考えていないこともあり、夜はぐっすり眠り、翌朝ショックを受けました。
しかし、日経新聞(私の主な情報源)を読んで考えてみた結果、やはり米テック株にとって、そこまで大きなダメージにはならないのでは?と思い、結論としては投資方針は変えていません。

DeepSeekショックとは

中国のDeepSeekという企業が、自社製の生成AIを発表。その開発費が、米テック企業の開発費を大幅に下回っている(10%にも満たない)にも関わらず、一部性能は米テック企業を上回るとのこと。
これにより、テック界をリードしていたとみられていた米テック企業の競争優位性が疑われ、株価が暴落したと考えられる。

格安で開発できた要因としては、米からの高性能半導体の輸入に制限がかかったことをきっかけとして、開発方法を工夫した、ということらしい。

本当に米テック株の脅威なのか

これを読んだ直後は、素直に、米テック・半導体業界にとって脅威となるようにも思いましたが、本当にそうなのか?と思い返しました。

確かに、中国企業が新たな生成AI開発手法を研究し、成果を上げたことは、短期的に米テック界にとって脅威となると思います。
ただ、そういった手法があると気付いた米テック企業も、同様の手法によりすぐに追いつくのでは?と。そして、そうなった場合により高性能になるのは、やはり高性能半導体を有する米企業では?と思い返しました。

結論として、米テック・半導体業界にとっては、短期的には脅威になると思われますが、結局は米テック企業が、業界をリードし続ける構図には変わらないのではと思います。

TMF売却

上記の通りの考えなので、TECL、SOXLとも売却するつもりはないですが、DeepSeekショックとは全く関係なく、たまたま同じ日に、TMFを売却しました。
トランプ政権がインフレ政策に動くと想定される中、政権交代後一週間がたってもTMFは大きな価格の上昇がみられなかったため、損切りした形です。

この資金については、当面の積み立て投資の原資として、置いておく予定です。
第二のDeepSeekショックのようなことが起こらない限りは、、


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